ご自宅で高齢や障害のある家族を介護される方を対象として、
介護のヒントを学んだり、介護の不安を解消したりすることを目的としたイベントに、
弊社の管理者である看護師の角田が登壇いたしました。
テーマ:やってみよう!人生会議
川口市のエンディングノートを用いて、人生会議の導入部分を一緒に行ってみましょう!
イベントレポート
参加者は全員女性で概ね80歳以上の方でした。
初めはノートに書き込むことへ抵抗があったものの、包括のスタッフとファシリテートしながら記入を促していくと自然と会話が生まれ、ペンも進み、質問等も飛び交い、いい雰囲気で進行することができました。


講師コメント
参加者全員が自分ごとに捉えて、頷いたりお隣さんと話し合いながらエンディングノートを記入することが出来ていました。
中には、ご主人が意思表示できない状態な方もいらっしゃったり、帰る際には、「わかりやすくてよかった」や「書いておくことで話をしやすくなるね」等の声をかけていただく方もおりました。
終末期ではなくとも、事前に家族と話し合ったり考えたりできることが大切なことなのだと、私自身も再認識する機会となりました。

■ 名前:角田(カクタ)
■ 資格:看護師
■ 臨床経験
病棟 (外科、脳外、循環器、泌尿器、呼吸器内科、整形外科 ) で、主にがんの診断から手術、化学療法や放射線などの治療、そして終末期看護を経験しております。特に、緩和ケアチームでは患者さんが穏やかな日常を送れるようなケアについて、悩み・考えながら実践をしてきました。訪問看護においても、利用者さんが心のうちを話せるような雰囲気を作ることを常に心掛けております。