鈴木詩織

2人の子育てと未経験の訪問看護、先輩方に支えられて

鈴木 詩織(スズキ シオリ)

看護師
2024年 入社

profile

埼玉県出身。看護大学を卒業後、附属の大学病院に入職し内科病棟と外科病棟を経験。
その後、結婚・転居・出産といったライフイベントや臨床経験のブランクを経た後、学生時代より関心のあった訪問看護での転職を決意。
子育てと仕事との両立をしつつパート勤務にて「ましろ」に入職。

趣味は、子どもと一緒にアーティストのライブへ行くこと。推しは『BE:FIRST』。

病院ばかりを意識していた看護学生時代、ある実習がキッカケで

私が訪問看護に関心を持つようになったキッカケは、看護学生の時の在宅実習で訪問をした、ご自宅でインスリン管理をされている70代の女性のご利用者です。

「自宅で暮らしたい」といったお気持ちもありながら、一方でご自宅で医療的な管理をすることへの不安も持たれている方で、訪問看護師さんのサポートを受けながら生活をされている様子が、当時の私にはとても印象的でした。
それまでは「医療行為を提供する場所」や「医療従事者が働く場所」として、当たり前のように病院ばかりを意識していたので、自分の中で『在宅』『訪問看護』といった選択肢を持つようになったのは、あのご利用者との出逢いがあったからだと思います。

その後、病院や保育園での勤務を経て私自身も訪問看護師として働くようになり、とてもやり甲斐を持って働けていますし、あの当時の自分のインスピレーションは正しかったな、自分には訪問看護が合っていたな、とひしひしと感じています。

子育て・ブランク・未経験…、不安の中スタートしたパート勤務

現在、幼稚園と保育園に通う2人の子どもがおります。
幼稚園のバスでの送迎や、保育園へのお迎えといった時間的制限も踏まえて、月曜から金曜の週5日、10時から16時での1日6時間といったパート勤務での働き方を希望しました。

正直、勤務開始前までは、2人の子どもの園への送り迎えがあり、自分自身も臨床の現場からしばらく離れている状況の中で、未経験の訪問看護領域に挑戦することへの不安はありました…。

実際に、勤務をスタートしてみると、慣れない預かり保育の利用に子どもが不安定になったり、私自身も家庭と仕事と両立に疲労感を感じたり、といった問題が生じたことは事実です。
ただ、子どもは新しい環境に慣れていきますし、親としても子どもとしっかりと向き合っていくように心がけたこと、周囲に相談をして仕事の調整をしながら働けたことで、およそ1ヶ月くらいで良いリズムを掴めていったように感じます。

その際、「ましろ」での働き方の特徴とも言える、直行直帰とマイカー訪問といった2点は特に有り難かったです。
少ないタイムロスで効率的な働き方ができることは、仕事と家庭との両立といった点では大変助かりました。
訪問看護未経験の私が、(物理的に)メンバーとの距離ができやすい働き方をして大丈夫なのだろうか?といった心配もありましたが、定期的な社内の対面ミーティングや電話・チャットといったICT機器を利用したコミュニケーションで、慣れるまで少し時間はかかりましたが、問題なくカバーできたようにも感じています。

優しい職場に恩返しをしていきたい

「ましろ」の職場には、現在子育て中の方や子育ての経験をされたママさんの先輩がたくさんいます。
仕事での相談はもちろんとして、子育てのことや家庭とのバランスの取り方のことなど、何でも相談できる優しい先輩たちがいることは大変心強いです。

我が家は2人の子どもがまだ小さいこともあり、月に1回はどちらか1人が病気になっていたり、私自身もそれをもらってしまったり…と、体調不良で仕事をお休みする場面は決して少なくありません。
そのような中で、バックアップに入って頂いている先輩メンバーから優しい言葉をかけてもらえることは、申し訳ない気持ちの反面、安心して働ける環境だなとも感じています。

まだ先のことは分かりませんが、将来より子どもの手が離れていったタイミングをみて、私も働き方をパートから常勤へと変えていくつもりです。
その時は、私自身が先輩メンバーからしていただいたように、今度は私が小さな子どもを抱えるメンバーのサポートをする形で、恩返しをしていければなと思っています。
子育て中の方でも安心して働ける、優しい職場を目指していきたいです。

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